ハイキュー40巻 感想

ハイキュー40巻 肯定

contents

第350話 自由と不自由
第351話 身軽
第352話 肯定
第353話 静かな覚醒
第354話 “仲間のためにがんばる”
第355話 再挑戦
第356話 思考体力
第357話 導・2
番外編

あらすじ
1年生が活躍するのに対して、ブロックに阻まれサーブで狙われる東峰
「エースってめっちゃ損。」
エースとして、再び試練に立ち向かう。

感想
これまで強くなっていく旭さんを見てきた中で、今回が一番かっこよかったです。
旭さんほんと強くなった!
日向や龍だって負けないくらい強いけど、エースにふさわしい強さを旭さんは持ってます!!
そしてここでノヤさんが出てくるのが泣かせますね。伊達工と試合した記憶が甦ります。

自分の内にこもっちゃう時、仲間から呼び戻される心強さははんぱないですね。自分の癖を知ってくれて、無理やり思考停止させてくれるってありがたいです。3年生はやっぱり絆が厚い!!

そして最後、月島の良ーい表情が出ましたねー。
もう最高に腹立ちますね。

ハイキュー39巻 感想

ハイキュー39巻 小さな巨人

contents

第341話 蔓
第342話 理性
第343話 小さな巨人
第344話 一里塚
第345話 犇犇
第346話 思惑
第347話 風穴
第348話 攻略の攻略
第349話 低空飛行
ベストゲーム人気投票結果発表!!

あらすじ

元・小さな巨人の宇内が見つめる中、日向と星海の対決が始まる。
新・小さな巨人はどっちか?!

感想
みんなイライラしたりとか焦ったりとかが少なくなってきましたね。
対応できる力と対応していく頭ができてきていて、影山なんかはもう難しいことしていくのは遊びの領域です。
そして、攻撃型、リードブロックと今まで烏野になかった大軸が仕上がってきたように思います。
宇内くんのちょこちょこ入ってくる台詞に、今バレーをやっていない理由とか、どんな気持ちでバレーをやっていたのかとかが気になって仕方ないです。
自分を重ね合わせてるのか、自分にはなかったものを見てるのか。

そして、伊達工でつぶされてしまった旭さんの試練が再び来てる気がします。

ハイキュー38巻 感想

ハイキュー38巻 タスクフォーカス 

contents

第332話 スター
第333話 タスクフォーカス
第334話 ネガティヴ限界突破
第335話 夢中
第336話 バケモノたちの行くところ
第337話 次
第338話 小さな巨人決定戦
第339話 認知
第340話 メラメラ

あらすじ

5本と3本の指に入るエース対決が始まった。セッター臼利の思惑にはまる赤葦は焦りからミスが続いてしまう。

感想

木兎さんはやっぱり日向の師匠ですね。日向の姿がダブって見えます。

桐生ほど強くなっても根本的な精神面が変わることってないんでしょうか。賞賛が力になる木兎さんとプレッシャーになる桐生。楽しめる人が一番強いって、ほんとにそう思います。
木兎さんや日向って最強なんですよね。そうなれない自分は劣等感を感じてしまいます。
桐生は器用な優等生タイプなんですね。
一人で抱えて込んでしまう。
でも、だからこそ、周りの仲間の存在に気づけたことは大きいですね。

そしてそして、ついに本物の小さな巨人が現れました!!
こんな人だったのかー!!

ハイキュー37巻 感想

ハイキュー37巻 祭の終わり 

contents

第323話 ラストバトル
第324話 祭の終わり
第325話 ゴミ捨て場の約束
第326話 午後
第327話 バレーの虫たち
第328話 負けられない戦い
第329話 全国三大エース
第330話 エースのさだめ
第331話 エースのめざめ

あらすじ
日向によるロングプッシュを止められない研磨が呟いた「楽しい」の一言。
みんなが待ち望んだ時間の終わりが近づく。

感想

音駒との試合が終わりました。
こんな終わり方があるんだと思わされました。
圧巻というよりないです。
ここまで楽しめるほどの力をお互いがつけてきた、強くなければ楽しめない。そんな試合がこの音駒戦でした。
日向と研磨のもう一回がない試合は、また未来にもう一回を果たしてくれると思います。

そして、木兎とさんかっこいいですー!
くさくてもなんでも、言い切ってくれるかっこよさ!
言えるまでやってきた強さ!
日向なみの主人公感!
木兎さんがこれまでバレーをやってきた中での気持ちの変化をもっともっと知りたいです。

ハイキュー36巻 感想

ハイキュー36巻 おれの勝ち

contents

第315話 こうげき
第316話 ライバル・2
第317話 更新(アップデート)
第318話 相棒
第319話 ガーディアンズ
第320話 師弟・2
第321話 禽獣角逐
第322話 おれの勝ち

あらすじ
徹底した日向潰し。
研磨の作戦にはまり苦戦する烏野だったが、影山から「オープン」の声と共に高いトスが上がる。

感想
こんなに惹きつけて、ワクワクさせて、集中させる。
こんなすごいことってあるだろうか。
漫画がどんなにすごいものなのか、漫画家っていうものがどれだけ最高な人たちなのか。
ほんとに嬉しくて嬉しくて泣けてきます。

そんなスピード感のある展開の中ですが、黒尾と研磨の小さい頃の話が入ってきます。
小さい頃の人見知りな黒尾がかわいい!バレーに夢中になっていく姿もかわいい!
ただ面倒見のよさの片鱗は小さい頃からあります。よく人を見てるんですね。
そして猫又先生は決まりを破ることができる先生なんですね。
頭を柔軟に。より楽しむために、より好きになってもらうために。なかなかできません!

ハイキュー35巻 感想

ハイキュー35巻 鳥籠

contents

第306話 照準
第307話 粘り
第308話 針と大剣
第309話 誘発
第310話 鳥籠
第311話 おしまいの悲しみ
第312話 照準・2
第313話 「諦めない」って口で言う程簡単なことじゃない
第314話 最強の味方・2
番外編

あらすじ
強豪に勝ってきた烏野が有利と思われる中、第一セットを音駒に奪われてしまう。
音駒と烏野。お互いにリラックスした状態で全力の試合が続く中、ただ一人研磨だけがいつもと違う様子を見せる。

感想
ハイキューで悲しい気持ちで泣きそうになったのは初めてです。
研磨が日向を見ない。
自分から興味をなくしているのが分かるっていうのは辛いです。
友達が自分から離れていく寂しさは結構絶望感があります。
そんな絶望を味わうくらいなら初めから近づかない。仲良くならない。それか、どうしたら離れていかないのか。どうしたら興味を持ってもらえるだろうかって、相手の気持ちの方を優先して考えて動いてしまうようになる。
そんなことを思うのですが、日向は違いますね。
たとえ興味をなくされたとしても絶望なんかしない。
それは自分が前の自分より成長していることを知っているから。
できるようになったことをマイナスに捉える事はしないから。

日向に惹きつけられる理由は、自分で自分の道を作っているからなんだろうと思います。

ハイキュー34巻 感想

ハイキュー34巻 猫の爪

contents

第297話 師弟
第298話 導(しるべ)
第299話 秩序と無秩序
第300話 わくわく
第301話 じわじわ
第302話 猫の爪
第303話 嫌い
第304話 点のとりかた
第305話 1歩進んで2歩ダッシュ
ハイキュー!!」✕「れっつ!ハイキュー!?」SPコラボ番外編

あらすじ

烏野vs音駒。
多くの人が待ち望んでいたゴミ捨て場の決戦がついに実現する。
日向と研磨の「もう一回がない試合」がはじまる。

感想

まるで合宿で試合をしているようにみんながのびのびと試合をしているのが分かります。
緊迫感ではなく、お互いが楽しくレベルの高いプレーをしています。
その中で一人、研磨だけがいつもと違う感じですね。
日向が最後に研磨を警戒するシーンがこれからの試合展開を楽しみにさせてくれます。
研磨がどんな戦いかたをするのか、そしてどんな気持ちの変化を見せてくれるのか。
早く続きがよみたいです。

そして、印象深かったのは、月島と山口が並んだシーンです。

前を走っていると思っていたのにいつの間に追い越されていたんだろう。って思うことってありますよね。
特に小さい頃からの友達だと本当に逆転することがあります。
だけど後ろを走っていた相手が前から引っ張りあげてくれたり、まわりに鼓舞されたりしながら成長していくと、自分と相手は違っていて前も後ろもなくただ一人一人自分で成長していくものなんだと分かります。
月島の世界が広がったようですごく嬉しいです。